南加賀水稲概況について

今年の水稲収穫にあたり、晩生品種がいまから収穫時にあたりますが

概況として、水稲の南加賀の作況は

早生品種(ゆめみづほ、つきあかり等)は

収穫時長雨により多少の影響が出ると考えていましたが

意外と平年並みの収量、品質でした。

中手品種にあたる、コシヒカリは収穫時こそ、天候に恵まれましたが

平年に比べ収量、品質共に良くない状況でした。

品質低下の原因の1つとしては、やはり7月上旬の幼穂形成時期の日照不足と低温が挙げられます。

施肥総括として今年の気候から水稲にあたっては

日照不足による期待した肥料消化の効果発現が曖昧になり

倒伏リスクが高い年度になったのではないか、と考察します。

気象リスクに対応するには 初期生育に重視した、具体的には【リン酸珪酸苦土資材】の選択も

一考の余地があります。

農業経営で最終的な増益のために気象リスクに負けない 積極的資材選択をお勧めします。



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